こんにちは、とみいです！
今回は、映画「ライチ☆光クラブ」のレビューをしていきたいと思います。
こちら、原作は漫画です。（さらにその原作は舞台ですが）
作者は「古屋兎丸」先生です。
少年達の幼さ故の狂気と愚かしさ、彼等に作られた機械（マシン）と少女に芽生える恋を描いた物語。本編と外伝と共通して、独裁者になることを望んでいた少年と彼を取り巻く仲間達のグランギニョルである。（Wikipediaより引用）
とみいは中学生の時に友達から借りて読みました。
中々グロテスクで、エロティックな内容なのですが当時、中二病真っ只中のわたくしはドはまりしまして。
最近の実写映画化に波に乗って映画化されたようですがとりあえず、原作好きとしては見ておかねば、と思い今回見ました。
というか、なんなんですかね。最近の漫画作品の実写化はね。
本当に、やめていただきたい。
2次元はね、3次元になることはできないんですよ。
2次元は2次元だからこそ素晴らしいのです。美しいのです。
えらいひとにはそれがわからんのです。ぷんすか。
話が脱線しました。
最近のこの実写ブームに思うところがありまして。すみません。
まぁいやならみるな、なんでしょうけどそういう話じゃないないだろって。
キャスト、素晴らしかったです!!
メインビジュアルが公開されたときから、キャストは素晴らしい人選だな、と思っていました。
ジャイボだけ、もっと中世的な美少年だろ！
と思っていましたけどあの男くささが逆にラストのゼラに語りかけるシーンがとても切迫して見えて意外と悪くなかった。
間宮くん、いいですね！
彼の色気に救われた。
ゼラってあんなにおばかでしたっけ？
感情が結構むき出しで、かなりギャグでした。
漫画を読んでいてあまり思わなかったけど、映画のゼラがただの中二病をこじらせたやつだった。
いや、実際そうなんだけど漫画ほど狂気を感じることが出来なかった。
こいつに抗ったら本当にやばいと思わせるものが足りないように感じました。
カノンに「最低！」と言われたときの口をワナワナさせるシーンが本当に面白かったｗｗｗ
しかし、月9ドラマ「5→9～私に恋したお坊さん～」でも思ったけど古川くんはメガネキャラが本当によく似合いますね。スタイルもグンバツ。
ただそれがニコと並んで歩く姿があまりにも中学生ではなかった。笑
嘔吐したり、失禁したり、顔面に血ブシャーかけられたり、BLシーンしたり、頑張ったで賞を上げたい。
セリフもほんとに多かった。
途中ゼラしかしゃべってなかったよ！
ニコ役の人、存じ上げ なかったんですけど本当にナイスキャスティングだと思いました。
漫画から飛び出てきたんじゃないか？と思うほどニコでした。
1つだけ、どこだったかな。なぞの顔ズームからの 一時停止が ど、どうした？ってなった。
あのシーンだけ、どうしてしまったんだろうか。爆笑しちゃったよ。
あと個人的にわたしは雷蔵がすきなんですがとてもいい雷蔵でした。
これも本当に原作そのまんま、思い描く雷蔵でよかった！
特に見せ場もなく、脇役になってしまうツヴァイですが、最期の「顔はやめて！」のセリフもあってよかった。
タミヤも、デンタクも。ダフも、ヤコブも、カネダも、 よかったよ。
グロさも、よくここまで表現できた！と思いました。
一番最初の先生の拷問のシーンなんて、原作以上のグロさだったんではないでしょうか？
カメラワークちょっとあれだったけど。
ただ、やっぱりところどころ改変されている箇所があって、そこがどうしても納得できなかった。
どうして原作通りにやってくれないんだろうか。
オリジナリティを求めてみているわけではないのに。
どうしても許せなかったのが、ゼラ最期のシーン。
自分の右目を抉り出すことができてしまうほどにゼラに忠誠を誓っていたニコに殺されてしまう。
その皮肉さがよかった。
すべてに裏切られるゼラを見てこそ今まで彼が行ってきた極悪非道な行動の数々を許せるわけではないけど「ざまぁみろ」と思うことが出来る一番いいシーンだったのに。
なにあのライチのロケットパンチ。
えええ～？ニコ再登場しないのかよ！本当に焼却炉いきかよ！
そんなの本当にあんまりだよ！
そこが本当に残念で仕方がなかったです。
まぁ、良くも悪くも実写映画って感じでした。
内容としては、原作が原作なのでストーリー性を重視する方にはおすすめできないです。
なぜ、彼らはライチを作ったのか？
ただの中学生がなぜあんなにも軽々と人を殺してしまうのか？
一応、色々と時代背景があってそれを比喩していたりなんかするのかもしれないけれど、そういうことを考えてみるよりも、ただ単に世界観好きという方の方が楽しめると思います。
美少年×グロテスク×エロティック
が好きなサブカル系女子なら見るべし。
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